スワップ派の悲鳴。トルコリラ、逝ったぁ!

昨日からトルコリラが暴落しています。

暴落の原因は、10月4日にトルコがイスタンブールの米総領事館の職員がトルコ政府に拘束され、この措置を受けて8日にアメリカがトルコの非移民ビザの発給業務を停止し、トルコも同じくアメリカのビザ発給業務の停止をしたからです。

簡単に言えば、アメリカとトルコの仲が急激に悪くなった・・・からです。
おかげでトルコリラは暴落、トルコ債のCDSのスプレッドも上昇しました。

トルコリラと言えば、日本では高金利通貨の代名詞として有名ですよね。
何と政策金利は8.00%!!日本と比較すると天文学的です!

そのおかげで、スワップポイントもかなり高いです。

上はヒロセ通商のスワップレートですが、トルコリラ円を1万通貨持っていたら、1日あたり112円スワップポイントが付与されることになります。

トルコリラ円のレートが30円とすれば、レバレッジ1倍で1万通貨保有するのに30万円必要となりますので、1年間保有すれば大体4万円の利益が出ます。まぁ年利1割強ですね。レバレッジ10倍で運用すれば、年利100%も目指せるわけです。

為替変動が無ければ・・・・。

この時代においてこれだけスワップポイントが付くのが魅力ってことで多くの日本人トレーダーがトルコリラ円をロングしています。

しかも最近はトルコリラ円の動きが小さいので、ハイレバでスワップ狙いをしている人沢山いるそうで、今回の暴落(と言っても最大で160pips程度の下落ですが)でダメージを受けた人もいるとか。

やっぱスワップ狙いならレバレッジは高くても5倍くらいにしないとダメですね。特にトルコリラは年々レートが下がってきていますから。

かくいう私はスワップ狙いのトレードはしない派です。
トルコリラみたいな高金利通貨のロング&ホールドは楽で魅力的に感じることは事実です。

でも、マイナー通貨ならでは流動性やファンダメンタルズのリスクを考えると、あまり割に合わないんじゃないかなぁと思うんですね。

前にも色々とシミュレーションしたんですが、何らかの動きがあると、それまで頑張って溜めたスワップ分が一気に飛んでいくんですよ。もうマゾじゃないと耐えられない感じ。

トレードの考え方、利益の出し方は人それぞれなのでスワップ狙いは否定しません。
でも、やっぱリスクが大きいと思うんだよなぁ。