金融庁がFXのレバレッジを10倍まで下げることを検討しているそうです。

FXトレーダーからすると「は?何で?」って感じです。

これについて色々な方の意見を見ると、どうやらレバレッジ規制の背景に株価を底上げしたい政府と株式取引を活発化させたい証券会社の思惑がありそうです。

ま、簡単に言うと、

「レバレッジ10倍だと面白みが無くなるから他のでトレードしよう!」

「そうだ、株でトレードしてみるか!」

「株って面白いじゃん!FX辞めて株を頑張ろう!」

・・・・なーんて事を想像してそう。
これが本当かどうかは分かりません。

でも、正直あり得る話です。
少なくとも「投資家を守るためにレバレッジを下げる!」なんて大義名分よりはあり得ます。FXトレーダーがトレードしても基本はFX業者との相対取引だから、どれくらい為替レートに反映されているかは分かりません。
でも、1年に5千兆円もの取引高があるのなら、その取引高が株式市場にやってきたら、美味しい思いをする偉い人たちがきっと多いんでしょう。

政府は自分たちの経済政策が凄かったことを証明するために何としてでも株価を上げたいし、証券会社は沢山取引させたいでしょうから。

こう考えると大人の嫌な所しか見えてこねぇ。
人は感情で動きますが、大人数になると損得で考えるようになります。
FXトレーダーの人口も取引額も無視できないくらい美味しく見えたんでしょう。

ただし、この考え通りにいくとは思えません。
FXトレーダーはFXトレーダーなので、このまま10倍のレバレッジに甘んじる人もいるだろうし、海外業者で頑張る人も多くなると推測します。

こういった規制は一度決まると「緩和」の可能性はほぼゼロになります。
誰か反対運動やってないかな?
自分も参加しますんで。

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