折り畳み型のガラケーからスマートフォンが普及しだしてから5年以上が過ぎますね。

この間で大きな変化があったのが「アプリ」の発展。高性能なスマホだからこそできるアプリケーション開発を企業が競ってきた結果、今では本当に多くのアプリが無料で手に入る時代になりました。

それはゲームだけに限りません。
FXだって同じです。

FX業者がスマホ専用のアプリを開発したおかげで、いつでもどこでもチャートが見れるだけでなく、トレードもできるようになりました。

そんな時代ですから、情報商材の販売ページでは「スマホで楽々トレード」なんて言葉がよく見られます。実際のところ、スマホだけでトレードして勝っている人っているのでしょうか?

自分の周りのトレーダーには、スマホだけでトレードして勝っている人はいない事実

私は結構トレーダーの知人が多いのですが、勝っている人は誰ひとりとしてスマホだけでトレードなんてしていません。

スマホを使うのは、外出時のチャートチェックと注文の変更程度であって、スマホだけでチャート分析してエントリーしていく…なんてことをやる人はいないんですね。

だけど、情報商材とかではスマホだけで十分!簡単に勝てます!
なんて宣伝文句がよく見られます。

個人的にはこのギャップに妙な違和感を感じるんです。
確かにスマホは便利ですが、チャートを見てトレードをするにはあまりにも表示できる情報量が少なすぎる。

せいぜい6インチの画面ではチャートの表示領域も少ないし、インジケーターの制限もありますから。もし自分がスマホだけでトレードしろと言われたら、勝てる気はしないですね。

それにスマホでどこにいてもトレードするなんて、気が休まらないですよ、実際。手元にスロットマシンがあるようなものですから、ポジポジ病患者の人はお金を吸いあげられるためにスマホを持っているような状態になるんじゃないでしょうか?

自分の周りの勝っているトレーダーはパソコンのモニター4台以上でトレードしている事実

これまでの記事を読んでもらえれば分かってもらえると思いますが、私はスマホだけでトレードするなんて論外だ!というスタンスの人間です。

現在私のトレード用のモニターは8台あります。
そのうち5台が外国為替市場のチャート監視用、1台がダウ平均、日経平均等の関連銘柄の表示用、もう1台が発注用、そして残り1台がニュースチェック&情報収集&ブログ更新用です。

最初は「そんなにモニター使う?」なんて思うのですが、慣れてしまうとモニターを減らすなんて考えられなくなります。

モニターが多いと、時間軸や通貨ペアをいちいち切り替える必要もありませんし、複数の通貨ペアを一目で比較できたりして本当に便利なんです。

実際、私の周りの勝っているトレーダーたちも平均して4台以上はモニターを使用しています。
初心者の方はノートパソコン1台の方が結構多いのですが、そんな人たちには「最低でももう1台モニターを追加してください」とアドバイスしています。モニターなんて2万円も出せば良いモノが買える時代です。情報商材を買うよりも安いんですから。

モニターの追加方法って簡単なの?

パソコンに詳しくない人は「モニターの追加方法って難しいんじゃないの?」と思う事でしょう。

でもそんなことはありません。
凄く簡単です。まずはお使いのパソコンをくまなく見渡して、下の画像の様な端子が一つでもあるかどうか確認してください。

デスクトップパソコンなら裏側に、ノートパソコンなら側面か裏側にあるんじゃないでしょうか?
これらどれか1つでもあればモニターを増設することが可能です。
画質でいえばHDMI、DVI、VGAの順番に綺麗になるのですが、チャートを表示させるだけなら画質なんて関係ないです。どの端子でも綺麗に表示してくれます。

やり方は基本的にモニターを接続して再起動させるだけ。
それだけでパソコンが認識してデュアルモニターになります。
(モード設定が必要な場合もあります)

モニター一台でトレードをされている方は、ぜひモニターの増設をお勧めします。
トレードのしやすさがガラッと変わりますよ。

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