損小利大。
損切りは早く、利食いは伸ばす。

トレードをやったことがある人ならば、この文言を目にしたことが必ずあると思います。
上手くいかなければすぐに切る。
そして上手くいったポジションは出来るだけ伸ばす。

こうすることで、勝率は低くとも利益は伸ばせるという考えですね。

この業界ではもう当たり前になっている損小利大。
それが絶対の正義のように語られています。

私もつい最近までそう考えていました。
いや、今も損小利大は正しいと思っていますし、損小利大の半裁量トレードを続けています。

でもとある手法を知って、「損大利小であっても勝てる手法は存在するし、人によっては損大利小の方が向いている」とすら思えるようになりました。

損小利大でも損大利小でも勝てるという事実

理論的には損小利大でも損大利小でも勝てます
なぜなら、勝つために重要となるパラメーターは、トレードのリスクリワードレシオと勝率だからです。

例えば損小利大でリスクリワードが1:3だったとすると、勝率は25%以上ないとトータルではプラスになりません。
逆に言えば25%よりも高い確率で勝てれば、プラスになります。

損大利小でリスクリワードが3:1だったとすると、勝率は75%以上ないとトータルではプラスになりません。
逆に言えば75%よりも高い確率で勝てれば、プラスになります。

そうです。
損大利小でも損小利大でも勝つことが出来るんです。

トータルで勝つかどうかは期待値で決まります。
期待値が正であれば利益になるんですから、損小利大でも損大利小でもどっちでも良いのです。

なぜ損小利大ばかりが推奨されるのか?

基本的に損小利大と損大利小では、損大利小の方が勝率が高いです。

当然ですよね。
例えばロングして10pips上げたら利食い、30pips下げたら損切りというルールだったら、10pips上げる確率の方が高いのは感覚的に分かるはずです。

・・・と考えると、勝率の高い損大利小型の方が初心者向きの気がするのですが、ここで気にするべきは「伸びしろ」です。

例えば損小利大型の手法で勝率が30%だったとすると、結構勝率を上げるための「伸びしろ」が見つかります。エントリーポイントを厳選したりすることで、もっと勝率が上げられるんですね。

では損大利小型で勝率75%の手法の場合はというと、勝率を上げる伸びしろを見つけるのは至難の業です。ただでさえ勝率が高いのですから・・・。

私が損大利小も悪くないと思うきっかけになった手法とは?

私もこれまでは一般的な考えに従って「損小利大こそが正義」と考えていました。

でも、ドルスキャワールドFX東京オンリーFXで実際にトレードしていると、「こういう勝ち方もあって良いんだなぁ」と思えるようになりました。

この二つの商材はどちらとも損大利小の手法です。
勝率は高いですが、大きく負ける事もあります。

で、ロジックに従ってトレードを続けていると・・・本当に勝てるんですよ。
勝率高いから初心者でも続けやすいし、ルールを守りやすい。

利食いは早めだから、チキン利食いは起きないし、損切りは深めだから損切り貧乏にもならない。あれ?良いことだらけじゃない?

当然、スーパートレーダーのような凄い結果にはなりませんが、少なくともその他大勢の負けているトレーダーよりもは良い結果を出せます。

トレードにも誰もが知っていて当たり前になっている常識的な考え方があります。
でも、その常識的な考え方を採用している人たちの多くは負けています。

それなら常識を疑って、押してダメなら引いてみるの精神で色々と試して見るのもありなんだと思います。トレードなんて利益の出るやり方が正しいんですから。

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