【検証・レビュー】今更ですが、恋スキャFXビクトリーDX完全版をレビューします！

2017.01.03 2024.07.17

今ではFX情報商材界の巨頭にまで上り詰めたクロスリテイリング社ですが、出世作となったのがこの恋スキャですね。

この商材のセールスレターを読んだら誰だって欲しくなっちゃうんじゃないの？と思わずにはいられないほどの完成度の高さです。問題はこの売り文句通りにトレードが上手くいくのか？ですが・・・。

商材の概要

販売元：クロスリテイリング株式会社
トレードスタイル：裁量～半裁量
対象通貨ペア：ドル円、ユーロ円、ポンド円、ユーロドル、ポンドドル
使用時間軸：5分足
対象者：初心者から

商材購入後は専用ページで動画や必要な資料をダウンロードしていく事になります。現在は様々な動画がアップされているのでボリュームはかなりあります。

◆メリット

◆デメリット

総合評価：S
(S：そこそこ良い商材。使い方によっては勝てるでしょう。)

以下、詳しくレビューしていきます。

恋スキャFXはクロスリテイリング社の顔であり創業者であるFX-Jin氏の出した商材です。

FX-Jin氏のトレードの手腕については分かりませんが、経営者としての能力は高く、恋スキャのバックエンド商材、セミナー、他の商材の販売などを経て、FX情報商材界では一躍トップに躍り出ました。

そんな敏腕経営者のためか、恋スキャの評価も大きく分かれます。
ある人によれば「かなり使える商材、サポートもしっかりしている」また他の人に言わせれば、「はっきりしない点が多い、結果を出せていない人にはバックエンド商材を売りつける」などなど。

まぁ悪い評価を下す人は、恋スキャFXよりもは販売元であるクロスリテイリングが気に食わない、と言う印象を受けますね。

個人的にもクロスリテイリングの派手派手で煽りまくるセールスレターにはあまりいい気分はしませんが、頭ごなしに「恋スキャはダメだ」とは思いません。
むしろコンテンツ的には優れているとすら思うのです。
バックエンドを買うか買わないかはその人次第ですし。

恋スキャFXでは、主にボリンジャーバンドとRSIを使用します。

チャート自体はシンプルですが、これらを利用して3つのロジックを学ぶことが出来ます。

恋スキャと言えばコレですね。
レンジ相場中にボリバンの端からエントリーする手法です。
MACDを利用することでレンジ中であってもトレンド方向にエントリーすることが出来ます。

その名前の通りトレンドをを感知して仕掛けていく手法になりますが、どうも曖昧な感じが拭えない中途半端な手法です。

他の方のレビューを見ても人気はありません・・・。

究極のトレンドフォローです
1時間足、15分足、5分足でトレンド状態の時に、5分足のちょっとした押し目・戻りから反発するところを狙う手法です。

調子がいい時にはその名前通りエントリーしたらすぐに利確ポイントにレートが来ることもあります。相場の勢いに乗る手法とも言えますね。

恋スキャFXの解説では、インジの数値が○○になったら・・・と言う感じで、エントリーポイントについてはかなり具体的な解説がされているのですが、決して無裁量で勝てるというわけではありません。

エントリーポイントが明確なのは良いものの、こういった手法で一番大事なのが相場の環境認識。

大きな時間軸を見て行って、今の相場は上昇トレンド中のちょっとしたレンジである、とか5分足では上昇トレンド中だけど1時間足では戻し中だな、と言ったことをしっかりと認識して、各相場において適切なロジックでエントリーしていかないと勝ち続けるのは難しいと思います。

逆に言えば、解説されているロジックだけで、相場環境について何も把握せずにトレードすれば勝てません。せいぜいトントンでしょう。

これも恋スキャの評価が賛否両論に分かれるところの一つかなと思います。
でも、こういった環境認識についてもちゃんと解説はしてあるので、要は得られた情報をどうやってトレードに活かしていくか？の問題になるでしょうね。

恋スキャFXは半裁量かどうか？
うーん、なかなか難しいところですね。

チャート上にエントリーシグナルが出るわけではありませんが、エントリーポイントが明確ではあるので半裁量トレード手法に含まれるかなとは思います。

売れている商材＝絶対的にいい商材とは思いませんけど、恋スキャはコンテンツも充実していて結構いい商材だと思います。

裁量色強めな短期売買をやってみたい方にはお勧めできます。
でも、セールスレターを真に受けてはいけませんよ。