先日レビューしたマエストロFXについてですが、購入者がアクセスすることのできるサポートサイト内の動画集に、特別講座"DLC"メソッド・チャート分析と言うものがあります。

DLCとは、displaced line chartの略で、簡単に言ってしまえば、一目均衡表の遅行スパンとボリバンを利用するトレード手法になります。

DLCメソッドについては動画の中で佐野氏が「それってMさんの手法じゃないの?と思われるかもしれませんが・・・」と言われていますが、Mさんとはきっとスパンモデルとスーパーボリンジャーのマーフィー氏の事でしょうね(笑)

DLCメソッドについて詳しく解説!

さてDLCメソッドは一体どんなものかと言いますと、「ボリバンと遅行スパンとADXを利用したブレイクアウト狙いの半裁量トレード手法」です。
(半裁量ってところがキモですよ。)

解説動画に従ってチャート設定するとこのようになります。

使うチャートは4時間足と30分足、2時間足と15分足等の2つの時間軸の組み合わせのマルチタイムフレームで、エントリー条件は明確なので迷いはありません。

ボリバンと遅行スパンとローソク足の位置を足掛かりに攻める手法なので、マーフィーさんの手法と似ていますが、DLCメソッドの方が再現性は高いですし、分かりやすいです。

基本的には「高くなったら買う、安くなったら売る」という典型的なブレイクアウトを狙うトレンドフォロー手法です。

DLCメソッドは裁量が苦手な人のための救済手法!

マエストロFXは、完全なる裁量トレードの手法について解説した商材です。
DVDの解説は丁寧の極みですし、購入者サイトの動画でも毎回相場の背景についてじっくりとお話をしてくれるんですが、中には「詳しく説明するほどに曖昧に感じられる」人もいるようです。
(この気持ち分かります)

そういった人から
「動画で説明を聞くとチャートについてよく分かるが、実際に先の見えないチャートの右端に対峙すると、忘却の泉の水を飲んだかのように分からなくなります。もうちょっと簡単な手法はありませんか?」
という要望に応えて佐野氏が考案したのがDLCメソッドです。

もちろんDLCメソッドでトレードするのに全く裁量は必要ないかと言われたらそうではなく、マエストロFXで学んだことを活かしながらエントリーポイントで実際にエントリするかどうかを吟味したり、どこでエグジットしたりするかで裁量は必要になります。(エグジットの目安はあります。)

マエストロFX内では相場の状況に合わせて色々な狙い方が解説してあるのですが、そんな中で「ブレイク狙いに特化したエントリー基準が非常に分かりやすい手法」と考えるとしっくりくるかなと思います。

サポートサイトの動画が常に進化し続ける!

DLCメソッドの解説動画は全部で7本、合計約2時間40分ほどになります。

これだけでもちょっとした商材くらいのボリュームになるのですが、マエストロFXは追加料金が一切発生しません。

「裁量が苦手な方のために分かりやすい手法があります。2万円です!」なんて言って購入者にセールスした方が儲かるんでしょうが、そんなことは一切やらないのが佐野氏の本物たる所以でしょうね。

毎週トレード動画を見ていると、「この方は本当にトレードとトレードを教えることが好きなんだろうなぁ」ということが沸々と感じられますから。

佐野氏は私が尊敬するトレーダーの一人です。

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